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2008年2月 7日 (木)

OpenTypeフォントの続き(2)・・・OpenTypeテーブル

1回目でTahomaフォントのファイル(TAHOMA.TTF)に含まれるテーブルの一覧を列挙したが、今回はOpenTypeフォントのテーブルの概要について。

前にOpenTypeフォントは、グリフデータとしてTrueType形式のアウトラインもしくはPostScript形式のアウトラインを含むことができると書いたが、アウトラインの形式にかかわらず正しく機能するために、以下のテーブルが必須である。

必須テーブル
タグ 名前
cmap 文字・グリフマッピング
head フォントヘッダー
hhea 水平ヘッダー
hmtx 水平メトリックス
maxp 最大プロファイル
name 名前テーブル
OS/2 OS/2・Windows固有メトリックス
post PostScript情報

cmapテーブルは文字コードとグリフインデックスのマッピングを定義するテーブルで、1つ以上の文字エンコーディングをサポートするために、複数のマッピングサブテーブルを含むことができる。nameテーブルはフォントファミリ名・サブファミリ名・著作権注釈などのフォントに関連する文字列を定義するテーブルである。OS/2テーブルは、OS/2・Windowsに固有のメトリックスを定義するテーブルである。

TrueTypeアウトラインに基づくOpenTypeフォントでは、次のテーブルが使われる。

TrueTypeアウトライン関連のテーブル
タグ 名前
cvt コントロール値テーブル
fpgm フォントプログラム
glyf グリフデータ
loca インデックス・位置
prep CVTプログラム

PostScriptアウトラインに基づくOpenTypeフォントでは、次のテーブルが使われる。

PostScriptアウトライン関連のテーブル
タグ 名前
CFF PostScriptフォントプログラム
VORG Vertical Origin

OpenTypeフォントは小さなフォントサイズのために最適化されたビットマップを含むことができるが、そのために次のテーブルが使われる。

ビットマップグリフ関連のテーブル
Tag 名前
EBDT ビットマップデータ
EBLC ビットマップ位置データ
EBSC ビットマップスケーリングデータ

アドバンストタイポグラフィテーブル
Tag 名前
BASE ベースラインデータ
GDEF グリフ定義データ
GPOS グリフ配置データ
GSUB グリフ置換データ
JSTF ジャスティフィケーションデータ

その他のテーブル
Tag 名前
DSIG デジタル署名
gasp グリッドフィティング/スキャンコンバーション
hdmx 水平デバイスメトリックス
kern カーニング
LTSH Liner threshold data
PCLT PCL 5 data
VDMX 垂直デバイスメトリックス
vhea 垂直メトリックスヘッダー
vmtx 垂直メトリックス

ということで、次回以降、これらのテーブルの内のいくつかを見ていこうと思う。というより、上に挙げた大半のテーブルを理解していないdespair

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